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犬公方こと五代将軍徳川綱吉はじつは名君では(#^.^#)

 今までの学術での通説によると、江戸幕府の五代将軍徳川綱吉は、「犬公方」と揶揄されてダメ将軍の烙印をおされてましたが、近年歴史学者の間で、見直されてます。

  それは将軍綱吉の代表的な政策の「生類憐みのお令」は今まで自分の後継ぎ(子)が早死にしたのは、前世の報いだと高僧に言われ、生き物を大切にしなさい、特に将軍綱吉は戌年生まれなんで犬を大事にしなさいとも言われたので、法令をだして過度に犬を保護し、野犬を蹴って遠島・死罪、頬にとまった蚊をたたき殺しただけで遠島などと過酷な法令で、それにより人よりその他の生き物を大切にしてるのは本末転倒である・バカ将軍であるなどといわれてます。

 ただ、別の見方で殺し合いに明け暮れた戦国時代が終わり、江戸時代になっても、殺伐とした戦国の気風は残っており、将軍綱吉の先代の四代将軍徳川家綱の時代になって、やっと幕閣保科正之が武断政治から文治政治に変換し始めたが、それでも殺伐としてたが、五代将軍綱吉の「生類憐みの令」以降日本全体の意識が変わり、綱吉以前の殺伐さから、綱吉以降は命を大切にする考えが定着してきており、「命を大切にする」という価値観からすればバカ殿どころか名君とみるむきもあり、五代将軍徳川綱吉に対する歴史的評価が見直されてきてます。(#^.^#)

            明治住建歴史同好会幹事田中伸祐より

 

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